
■マカ族の伝統料理教室
3月25日(水)、アメリカのワシントン州からネイティブ・アメリカンのマカ族を招いて、「伝統料理教室」を開催いたしました。
本日のメニューは「鮭料理」。鮭を頭つきのまま、まるまる一匹使います。アメリカ人は通常、魚を「フィレ」にして身だけ食べて、骨や頭は捨ててしまうんですが、マカ族は、頭や「カマ」を食べ、骨でだしを取るなど、素材を余すところなく使います。今回は、身を使ったグリルと、頭や骨でだしをとったスープを作りました。参加した学生のほとんどは、魚をさばくのは初めて。初めは恐るおそる包丁を入れていた学生たちも、マカ族の方々に習って、最後は上手に調理していました。また、マカ族の、「いただいた命を大切にするために素材を大切に・余すところなく使う」文化に、とても共鳴を受けていました。
また、マカ族の方々も、準備・調理から後片付けまで、みんなで協力して動く学生たちを見て、「互いに助け合い、協力しあう精神は、自分たちのコミュニティと通じるものがある」ととても感心しておられました。調理を通して、お互いの文化を知り、交流を深める、とても良い機会となったのではないかと思います。
参加者体験談
【料理イベントに参加して】
関西国際大学 人間学部 英語コミュニケーション学科 高岡香里
3月25日、料理イベントに参加しました。初めは少し緊張していましたが、マカ族やスタッフの方々、参加メンバーも皆フレンドリーでいろいろな話をしながら料理を進めていくうちに緊張も解け、最後まで楽しく過ごすことができました。 大きくて新鮮な鮭2匹を皆で協力し合ってさばいたことが印象的でした。献立は、鮭とじゃがいも、にんじん、玉ねぎなどを使ったスープや焼きものと、非常にシンプルなものでしたが、素材の味がしっかりしていて、とてもおいしかったです。 マカ族の皆様とも、互いの文化についてお話する機会を持つことができ、非常に貴重な体験でした。このイベントを通し、マカの文化に触れ、改めて世界の人々と異文化交流をすることの大切さを学びました。また、アメリカ先住民についてほとんど知識のなかった私でしたが、今回マカ族の文化歴史を学び、多民族、多文化のアメリカ社会が抱える問題について新しく学ぶことができました。このような大変価値のあるイベントに参加できたことにとても感謝しています。■フォトスナップ
■今回使用した、頭つきの鮭

■さばき方を教えてくれたのは、マカ族のグレッグさん。
グレッグさんの家系は、代々、「harpooner」と呼ばれる、捕鯨の際に真っ先に危険をおかしてモリを突き立てる重要な役割を担ってきたそうです。
■リサさんにスープの作り方を習いますグレッグさんの家系は、代々、「harpooner」と呼ばれる、捕鯨の際に真っ先に危険をおかしてモリを突き立てる重要な役割を担ってきたそうです。

■みんなで試食♪おいしくできました!

■グレッグさんに習って包丁を入れていきます


■見事なチームワークで調理を
進めます。かっぽう着も似合っていますね♪

■Good Job!!

■サーモンとじゃがいものグリル完成

■試食の前に、マカ族の伝統である、「いただきますの歌」を歌いました
■左から、マカ族のグレッグさん、ライランドさん(マカ族評議会議員)、リサさん(教育コーディネーター)